パーティではっと気が付くと孤立しているというのは吾妻ひでおも書いていたが、私も割とそういうことはあって、学会の懇親会などでよくあったのだが、それより怖かったのは、学会で発表と発表の間の時間の孤立で、はっと気が付くと、みな誰かと立ち話をしているのだ。私だけそういう相手がいなくて、しかし彼らは無駄話をしているのではなくて何か用事で話しているように見えるので、なぜ私だけ用事がないのだろうと焦る。
今は学会とか行かなくなったからそういうことはなくなったが、人がしめきりに追われているのをツイッターで見たりすると、ああ大変だ自分はしめきりがない、と焦るから、基本的に社会から必要とされない人材なんだろう。