2021-06-16 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) アマゾン・レビュー 表題作星1つ 、2021/06/16郝景芳作の表題作を読んだ。未来の話らしく、富裕層と貧困層で太陽に当たる時間が違うという動く都市を舞台としているが、SFらしいのはその設定だけで、単なる富裕層と貧困層の分離を描きたかっただけに見えた。要するに社会主義国なのに財産の不平等があるというのは政府として認められないからSFにした、というだけに思えて、そんなもの読まされてもなあ、と鼻白むものがあった。