ジーン・リース「サルガッソーの広い海」アマゾンレビュー

2020年8月22日に日本でレビュー済み

ポスコロの授業ではよく読まされる小説らしい。私は前の『広い藻の海』の訳で読んだが退屈で困惑した。英国の有名小説の悪役扱いされた前妻が西インドの出身だという正義に基づいたものだが中身が退屈では学生たちもポスコロに悪い印象を持つだけでは? それなら「タスマニア最後の女王トルカニニ」でも読ませたほうがいいんじゃないか。なおアンソロジーに入っていたジーン・リースの「おれたちのジャズ」も退屈だった。相性が悪いのかな