パイプクラブとの関係

 私は以前、日本パイプクラブのウェブサイトに不定期で文章を書いていたことがあったが、クラブとの関係が悪化してなくなった。そのせいか、私がパイプ喫煙者が嫌いだと思い込んでいる人がいるらしいので、経緯を書いておく。

 もともと、パイプクラブの人たちというのは、中小企業の社長などが多く、文学の学者であった私とは肌あいが違っていた。彼らも、私の喫煙以外の仕事についてはほぼ知らなかったであろう。

 私が東大を雇い止めになった時も、私は経緯をブログに書いて、そのあとパイプクラブの窓口の人に相談したのだが、ブログを読んでいなくてとんちんかんなことを言われたので、ちょっと心がなえた。

 次は私が、喫煙に寛大なロシヤと中共軍が攻めてきて日本を占領するという小説を渡した時に没にされたのだが、その理由は、ロシヤや中共のようなならず者国家が日本を占領するとはけしからんというもので、アイロニーが分からないのかと思った。

 あるいは、どんどん敗北していく喫煙家に関して私が、会議なども禁煙になっていくではないですかと言ったら、われわれは会議を禁煙になどしない、われわれは企業の社長だから、といったことを言われ、それでは話にならない、と思った。

 まあ、そういったことで、結局は同床異夢だったな。