http://www.nanfes.jp/turezuremushi/15.html
松浦寿輝が井上忠の授業について語っている。私も一年の時いのちゅうの授業を受けたが、買わされた『哲学の現場』は五千円くらいした上に何を言っているのか分からなかった。松浦の文章を見て、あの人は…と思い、『モイラ言語』というのを図書館で借りてきたが、相変わらず分からない。であとがきを見たら、いのちゅうらが訳した『空像としての世界』の編者ケン・ウィルバーの言葉がまっさきに引いてあり、「かつて科学者は科学的に霊魂を否定しなければならなかったが、これからは科学的に霊魂を肯定しなければならない」(だいたい)などと書いてあり、ああオカルトだったんだやっぱり、と思った。
まあ博士論文を哲学科じゃなくて比較文学に出したのもそのせいかなあ。