昨日(15日)「あの世」があると思っている夏石番矢を「オカルト俳人」と書いてから、郵便受けを身に行ったら番矢の夢を記録した『夢のソンダージュ』が届いていた。シンクロニシティ?
番矢も、ウィキペディアを自分で編集して宣伝したり、安倍総理の悪口を書きつつ安倍総理待望の声明を出した平川祐弘に媚びたり、自分で呼んだギタリストをいじめたり、まあろくな人間ではないのだが、これは読んでいて面白かった。たとえば「夢193 2015年10月5日午前」
H先生と夏目漱石の研究書の話をする
本棚の上のほうに置いてある本を話題にすると
「彼女は大学院を出てから勉強しなくてこの本を出したんだよ」
とH先生が言う
それから急に
ある老人とお城から飛び降りることになった
この老人とお城の中を移動する
この老人を持ち上げると片手で持ちあがる
靴が脱げたので拾って渡すと拒む
老人が先に飛び降りる
私は高い石垣から飛び降りる
ときどき石垣に手で触れて衝撃をやわらげる
途中で女の事務員がうまく飛び降りる方法を教えてくれる
私がときどき石垣に手を触れながら飛び降りると
飛び降り方がサラリーマン的ではないと彼女が言う
お城を出入りしている人たちが少ない門付近に着地して
青い上下のトレーナーを着て城外へ出ようと思う