木戸孝允の言葉

 木戸孝允は、西南戦争の最中に病死した。その床でうわごとに「西郷も、もう大抵にせんか」と言ったことになっている。大河ドラマ翔ぶが如く』では、田中健の木戸はそうしていたのだが、最近様子が変わってきている。『八重の桜』では、及川光博の木戸が、政府で話をしていてゲホゲホと咳き込み(大河ドラマでは死亡フラグ)、「西郷、もう大概にせえ」と言っていたし、『花燃ゆ』でも東山が、「西郷、もう大概にせえ」と言ってからゲホゲホ咳き込んだ。あとの二つは、病床までカメラが入っていく必然性がなかったからだろう。