そもそも私が最初依頼を受けたのは「知のトレッキング叢書」っていうまだ二点しか出ていないやつで、これの編集長は田中伊織だったのだ。それが神楽坂の会合の時には、単行本になっていた。それで上司が佐藤眞に変わったら激しい妨害工作に出たわけ。山崎行太郎の友達らしい。だったら叢書のほうへ戻せばよかったのに、鬼木というやつ、佐藤からバカだと言われつつ懸命に佐藤をかばっているのはどういうわけか。
http://e-days.cc/style/column/tateishi/200907/27782.php
ガンの手術をしたというから、そのうち死ぬだろう。
そもそも佐藤眞という、この変てこな男は何者か。
1960年ころ福岡県生まれ。中学、高校は鹿児島ラサール。東大国語学科卒。85年ころ卒業だろうが、すぐ集英社へ入ったのかどうかは分からない。川野が生きていたら聞けたかもしれないが。
だいたい、集英社というのは、政治的には左翼っぽいところだ。しかし佐藤は、谷沢永一に心酔していたらしく、その著作を編集している。あと小室直樹。しかし森達也も担当しているらしい。坂村健もいる。反原発運動を不快に思っているらしく、小沢一郎を支持しているらしい。私はそもそも、小沢一郎にいかなる政治的理念があるのか、今ではまったく分からないので、何ゆえ躍起になるのか分からない。
(付記・佐藤は1983年東大卒、祥伝社に入り、のちクレスト社に移って、同社がつぶれたので集英社インターに移ったらしい。クレスト社は右翼出版社だから、谷沢永一とか小室直樹の本を作っていたのが佐藤なのであろう。)
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