wikipedia 佐々木力

==佐々木力==(ささき ちから、1947年3月7日- )は、科学哲学者、中国科学院大学教授、元東京大学教授。
宮城県生まれ。古川高等学校卒、1969年東北大学理学部数学科卒、71年同大学院修士課程修了、博士課程中退、東大教養学部研究生として科学史専攻、76-80年プリンストン大学大学院、89年同大学Ph.D.歴史学) 80年東大教養学部講師(科学史・科学哲学)、83年助教授、91年教授。2004年12月、セクハラによる2か月停職処分となる。女子学生を執拗に海外旅行に誘い、断られると脅迫したと報道された(『週刊新潮』05年1月27日)が、同報道で本人は否定している。ウィキペディアではこの件をめぐって編集合戦となり、現在佐々木力の項目は新たに作ることもできなくなっている。2012年定年、中国科学院大学教授。なお同名異人で、労働法学者の佐々木力(つとむ、1921-)がいる。

==著書==

‐『科学史的思考 小品批評集』御茶の水書房 1987.12 (御茶の水選書)
‐『近代学問理念の誕生』岩波書店 1992.10
‐『生きているトロツキイ』東京大学出版会 1996.2
‐『科学論入門』岩波新書 1996
‐『学問論 ポストモダニズムに抗して』東京大学出版会 1997
‐『マルクス主義科学論』みすず書房 1997
‐『科学技術と現代政治』ちくま新書 2000
‐『二十世紀数学思想』みすず書房 2001
‐『デカルトの数学思想』(コレクション数学史)東京大学出版会 2003
‐『数学史入門 微分積分学の成立』ちくま学芸文庫 2005
‐『21世紀のマルクス主義ちくま学芸文庫 2006
‐『数学史』岩波書店 2010
‐『ガロワ正伝 革命家にして数学者』ちくま学芸文庫、2011 
‐『東京大学学問論 <学道>の劣化』作品社、2014 

==共編著==