昨日の小説はそれほど出来がいいとは思っていない。結末について迷った挙句、もっと普通のものにして、パイプクラブに送ったら掲載を拒否された。その理由として「つまらない」というのはいいとして、「禁煙ファシズムと戦うのにごろつき国家である中露の勢力を借りるというのは許せん」というのがあって、唖然とした。こいつら(理事全員の意見だそうである)、アイロニーというものが分からんのか。
それと、窓口になっている某新聞社員が、前から盛んに、私が最近元気がないのではないか、もっと威勢よく戦ってほしいと言っていて、それも混じっていたから電話した。
すると、時間をかけて戦うのだと言ったのは分かるのだが、「禁煙の会議とかどうするんですか」と言ったら、(理事たちは)「みな社長さんとかですから」と言うのでまたびっくりである。そりゃ自分の会社なら禁煙になんかしないで済むし、運転手つきの自動車で出勤すれば、全部禁煙のキチガイタクシーにも悩まされずに済むわな。こういうのが「エリート新聞社員」というやつなのである。私はパイプクラブとは、縁を絶った。