セロトニンとは

 セロトニンというのを、気分を明るくする物質だと思っているやつがいるが、それはむしろドーパミンである。セロトニンは興奮、不安などを抑制する物質である。だから恋愛中はセロトニンの分泌が減るというのは、冷静な判断力を失わせるということで、恋愛中はドーパミン出まくりということになる。
 なおSSRIというのはセロトニンの分泌を増やす薬ではなくて、セロトニンシナプスで再吸収されるのを阻害するもので、Selective Serotonin Reuptake Inhibitorsのことである。精神の病に罹っている人は正確な知識を持たなければいかんね。

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 里見とんが明大で教えた時の卒業製作文集『月・水・金』の名前が同人誌として残っていることを発見。横浜の『月水金』で、偶然のようだが、里見の教えを受けた明大教授青沼一郎に教えを受けた明大名誉教授の須山静夫がいるから、偶然ではないだろう。

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 数年前にネットメディアで、小池栄子は巨乳以外に売りものはない、などと書いているのがあった。しかし小池はその後、知性と演技力を見せつけ、今や知性派女優である。当時はただのグラドルだと思われていたんだね。もっと前に『アサヒ芸能』だかで木村佳乃に関するひどい記事も見たことがある。

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 「好き!すき!!魔女先生」のDVDを観ていて、子供女子を「美人」という例を発見。当時『テレビマガジン』で吾妻ひでおの漫画(原作は石森)を読んでいて憧れたのに、なぜかテレビは観ていなかったのは何かの裏番組だったからか、少女向けだと思ったからか。
 これのエンディングの作詞が石森章太郎なのだが、その当時は、漫画などがテレビ化されると、主題歌がしばしば原作者の作詞になっていて、作詞もできるんだすごいなあ、と思っていたものだ。

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オバケのQ太郎』はいま絶版だそうだが、中にこんなエピソードがあった。「ジャイアン」に当たる「ゴジラ」が恥をかいた話をオバQがあちこちに広めて回り、ゴジラにぼこぼこにされる。それを見ていたキザオ(スネオキャラ)は、早朝に道を掃除していて、オバQに目撃させ、広めてもらおうと思い、固く口止めをする。しかしゴジラの件で正ちゃんに説教されたオバQは決して口外せず、思惑が外れてキザオが困惑するという話で、妙に記憶に残っている。