つい懐旧談になるのは歳のせいか。大学一年の時私はドイツ語クラスだったが、一番出世したのは、参議院議員になった岡田直樹だろう。当時は、背は高いけれどちょっと気弱な感じの哲学青年だったが、中国哲学を出てから父親の命で法学部へ学士入学した。私は割と親しかったほうだ。あとは去年から東大の准教授になった秋山聡君か。目立たない人だったが、本郷へ会いに行ったら、ヒゲを生やして何か貫禄がついていたっけ。
次は慶大教授で英語の著書もある鈴木晃仁だな。まあこれは凄い秀才で、成績なんか全Aだったが、その分性格は悪かった。こないだ国会図書館で遭ったが…。あと学者になった方では、社会心理へ行っていま東京女子大准教授の工藤恵理子さん、これは年上で、割と美人だった。ほかにも学者になったのはいるけれど、秋山淑子さんというのが宗教学へ行って、最近翻訳を出しているらしい。
そういえば保谷七緒美さんの旦那は保谷徹という、史料編纂所の教授らしい。まあ私の学年の文科三類では、美人といえば、順番をつけるとあれだから順不同ということにすると、NHKのアナウンサーになった(もう辞めたみたい)堀江さゆみさんと、小部さん、まあこれは顔だちがというより、雰囲気が華やかだった。あとはSさん、市橋さん、というのもいたけど、どうしているのかなあ。いま駒場の准教授のイタリア文学の村松さんも美人の口だな。三年生の頃だったか、オペラを研究するにはイタリア語が必要で、と言ったら、工藤さんだったか、村松さん美人だから教わったら、なんてからかわれたっけ。
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『濃縮四方田』に年譜がついていたから、あとで図書館でコピーしよう。30歳で結婚していたとは知らなかった。あ、そうだ、俺、『盗作の文学史』を読売文学賞に推薦したんだっけ。本気で推薦すると絶対とらないんだよ。去年は、とるだろうと思って『犬身』書いたんだが。これは選挙においても働く「当選しない人に投票したくない」心理。
http://spinou.exblog.jp/10671269/
これは竹下節子さんが書いているのかなあ。共和制がファシズムだなんて、ファシズムの本家本元のイタリアが王制だったのを無視した馬鹿論。やめてほしい(もちろん竹下さんがそう言っているわけではない)。そういえば佐藤優は坂東眞砂子と猫殺しについて共著を出すようだが、来野世良子が佐藤と戦ったら、面白いんだがなあ。
岡谷公二が和辻哲郎文化賞(なおこれは日本倫理学会の和辻賞とは別もの)を受賞した。これはまあ、功労賞的なものだろう。『殺された詩人』は面白かった。