2022-07-01から1日間の記事一覧

岸田理生の恐怖

岸田理生という、2003年に57歳で死んだ女性の劇作家がいる。この時、岸田の思い出を書いた人がいて、それは男の劇作家か俳優だったと思うのだが、十数年前に演劇フェスティバルみたいなのがあり、終わってから、みなで雑魚寝しようという提案が出たら、岸田…

顔と声

こないだNHKで少年ドラマの「蜃気楼博士」を復活放送していたので観たのだが、これは1978年の1月、私が中学三年の時だ。主人公は中学生の男子で、それとむやみと仲のいい女子がいて、あれじゃつきあってるみたいだと思った。河合雅代という多分名古屋の子役…

赤い孤独者

高校のころ、私には親友が一人いた。中学から海城にいたOで、文学の話などをよくしていたが、私が好きだった大江健三郎などは読まなかった。ある時ふと私が、椎名麟三の「赤い孤独者」ってのがあるな、と特に意味もなく言ったら、彼が「あ、おれ、赤いとかそ…