2021-01-10から1日間の記事一覧

音楽には物語がある(21)さだまさしと「秋桜」 中央公論2020年10月

さだまさしといえば、もう四十年も前だろうか、ラジオか何かから流れた「案山子」(一九七七)の「元気でいるか、町には慣れたか」という郷里の母親からの手紙形式の歌が流れるのを聴いた私の母が、「これ、いい歌ね」と言った時から、ああ、おばさんキラー…