2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

宮崎哲弥、怒る

「週刊文春」の連載で宮崎哲弥が怒っている。「AERA」に参院選出馬の観測記事を書かれたというのだ。もちろん否定しているわけだが、宮崎氏が攻撃しているのは記者の山田厚史。しかし、情報源は「政界事情通とも思えない宮台真司氏」とあるのが目を引い…

大型玉突き襲名

準年寄・闘牙が佐ノ山親方を襲名した。では前の佐ノ山だった蔵玉錦は、と見ると、ウィキペディアに既に、錦島襲名と出ている。では錦島だった敷島は、と見ると、やはりウィキペディアに、小野川襲名とある。小野川は空き株だったが、空いていたのは巌雄が山…

書店へ行ったら、岩波文庫の百冊というのをやっていた。あのシュリーマンの嘘八百自伝『古代への情熱』が相変わらず入っていて困ったものだと思ったら、『図書』臨時増刊で、「私の三冊」というのが置いてあったから、さあどいつが『古代への情熱』を推して…

川村湊先生!

毎日新聞の文芸時評で、川村湊が川上未映子の「わたくし率 イン 歯−または世界」を評して「谷崎潤一郎の『過酸化マンガン水の夢』のような、歯科医院の幻想譚とも読めるものだが、ここで使われている関西弁は、谷崎作品のような・・・」と書いている。川村先…

白鵬優勝

これで横綱になるわけだが、優勝インタビューで「お父さん」「お母さん」「奥さん」などと言っていたのは、いくら外国人とはいえ、日本に来て六年になり、これから横綱になるのだから「父」「母」「妻」などと言うよう、宮城野・・・おっと、熊ヶ谷親方はち…

どうせ佐藤優は私が何を言っても抗議などしてこないのだろうから、本当のことを言えば、あれはロシヤのスパイである。ただし、日本の外交官として諜報活動もしているから、正確にいえば二重スパイである。 私は「レザノフ復権への疑問」という文章を書いたこ…

言論は死んだ

二年半続けさせてもらった『文学界』の連載だが、前回で打ち切りと決まった。1973年だったか、立原正秋が『諸君!』に「男性的文学論」というエッセイを連載していて、芥川賞の選考委員が老齢化して、有望な新人に賞をやらないということを書いて、編集部から…

澁谷知美の内観体験

http://www.kissport.or.jp/cgi-bin/p_evinfo.pl?eid=LIB0036 なんだ、澁谷、私の攻撃にもめげずに就職したんじゃない。良かったね。「私はいかにして挫折したか」なんて書いちゃって、死んだふりして、イケズ。さあ遠慮なく攻撃してこい。待っておるぞ。 −−…

昔の事件

頼まれて「首絞めた」 殺人容疑の女性供述 栃木・佐野 1991.09.26 朝日新聞東京地方版/栃木 25日未明、佐野署に「ネクタイで男性の首を絞めて殺した」と通報があり、同署員が佐野市堀米町、飲食店員大塚忠さん(37)方に駆けつけると、大塚さんが死んで…

http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20070513/1179060253 今ごろになって「稲生物怪録」が「ぶっかい」か「もののけ」かでこの辺で議論になっている。別にこんなことで熱くなったり慌てたりする必要はないので、ちゃんと議論すればよろしい。 さて、『国書総目録』…

辛酸なめ子のバカぶり

辛酸なめ子に、私は当初、好意的だった。しかし、「九条を守ろう」みたいなことを言い出して、なんだただのバカか、と思ったが、『サイゾー』で、天皇制廃止論者の板垣恭介と対談して「皇室の方々が宮中祭祀で国民の無事を祈ってくださるからこそ、日本の平…

渡部直己との対談

『サイゾー』六月号であるが、誌面に出なかったものもあるし、本人の感想です。 まず、「タブー」に関する特集なので、天皇については他でやるだろうと思ったのだが、渡部氏はどうも天皇ものを取り上げすぎだった。(やはり他にあった)。私としては、今現在…

(追放されたので削除) −−−−−−−−−−−−−−−−−− http://d.hatena.ne.jp/jtm/20070514 佐藤優にも自律心ないのかなー。「週刊金曜日」編集長は、佐藤優は右翼ではない、右翼であれば載せないと言った。あれで右翼でないなら、日本に右翼なんか一人もいないぜよ。…

悪徳業者の種は尽きない

以前、「プロバイダ責任制限法」を「プロバイダ責任法」と勘違いしていたやつがいたが、しばしば法令は、まるで逆の意味で理解されてしまうようだ。 東京都は2004年、「賃貸住宅紛争防止条例」を施行した。これは、清掃代などと称して敷金を返さないといった…

「週刊金曜日」のホームページに、先日の『AERA』の佐藤優に関する記事について、佐藤が、記者の大鹿氏に対する公開質問状を載せている。中には、私のコメントに関するものもある。しかし質問の相手は大鹿氏である。http://www.kinyobi.co.jp/MiscPages/…

運転免許証帝国主義

どうも、何かの申し込みなどをする際に、身分証として写真のついている運転免許証を求められることが多い。私はもう視力の矯正が利かないし、どうせ運転しないから免許はなくしてしまって、持っていないのでいろいろ面倒だ。しかし、運転免許などというのは…

しゃらくさいぞ「キーワード」

最近、学者の紹介で、「キーワード」というのを並べることが多い。私も大学専任だったころはそういうものを書かされた。 しかし、私のような、あれこれやって二十年、というような学者がキーワードを並べるなら分かるが、まだ修士課程の院生や、「明治期の歌…

香山リカの粗製濫造について

香山リカほど、新聞やマスコミでの売れっ子ぶりと、ネット上、あるいは蔭での悪口との乖離が激しい人も珍しい。後藤和智はこんなふうに書いている。 http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2007/04/post_6cb6.html (嫉妬で書いたものである…

見知った他人

今日は初めての人三人に会った。一人は対談の相手だが、誰かは内緒。その場所で、声をかけられたのが、メールのやりとりはしていたある人だが、これも内緒。 帰りの電車で、ふと目があった人が、知っている顔である。しかし知り合いではない。隣の席が空いて…