近松門左衛門と坂田藤十郎(2)

近松門左衛門と坂田藤十郎 - jun-jun1965の日記

 ここに書いた、近松坂田藤十郎の関係について、藤本義一が「人面瘡綺譚」という短篇を書いていた(『生きいそぎの記』講談社文庫)。藤十郎の側から、人形浄瑠璃のほうへ寝返った近松を恨む内容で、これは藤本の想像で書いたものだろうが、何か典拠があるのかもしれない。