「出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記」のアマゾンレビュー

2020年12月25日に日本でレビュー済み

中身のない一点レビューが結構あるのは出版界の人間だろうか。当初、出版側の仕打ちに「にゃに~」などと始まるのがユーモラスで効果があったが、最後まで読むと裁判で勝ったものの当人がトラウマでもう翻訳などを続けられなくなり警備員をやっているという悲しいことが書いてあった。でもこの本が売れたらまた復帰してもらえるんじゃないか。かなり英語力のある人のようなので、文藝翻訳を手がけてもらいたい。私も出版を打ち切られたので裁判を起こしたことはあるが、この人は私でも妥協するだろうというポイントを越えているようだ。だがそれだけ出版界では、執筆前に契約を交わすということがされていないので、業界の体質に問題がある。この人がやっていたのはほぼ自己啓発書なので、その業界がそういう体質なのかもしれないと思いもする。