三人の佐伯順子

 武田頼政の『ガチンコ さらば若乃花』(講談社、2000)を読んでいたら最後のほうに「佐伯順子」という名前が出てきてぎょっとした。これはあの同志社の人とは同名異人で、98年に死去した人で、藤島部屋とも武田とも親しく、大阪弁で豪快にしゃべるおばあさんだったらしい(年齢は書いてない)。

 もう一人、愛媛新聞の俳句欄によく載る佐伯順子という人がいるらしい。