文アルで川端康成のサルベージが始まったんだが、はじめ横光を使ったら「川端のことは彼以上によく知っている」と言い、菊池寛は「彼の才能は俺が見出したんだ」と言っていたが、島崎藤村は「それ小説の題材になるような人?」とか。『八雲』創刊の時に相談に行ってるんだが。堀辰雄は川端のことを知っていた。
 川端登場以前に死んでいた人は、鴎外、漱石、独歩、紅葉、八雲、子規といったところか。面識があるのは谷崎、志賀、秋聲、佐藤、荷風、犀星、堀辰雄、朔太郎、吉川英治中野重治。乱歩は川端の最初の本の出版記念会に来ている。白秋、オダサクと小林多喜二は同時代だが会ってない。織田昭子とは縁があった。太宰とは手紙のやりとりはあったが会ってない。光太郎はどこかですれ違っているだろうが朔太郎の葬儀では一緒だった。