作詞:中村千栄子、作曲:湯山昭
名曲である。私が小学校六年のころ、全国合唱コンクールの課題曲になり、音楽室で歌われているのを外で耳にして、なんと不思議な歌だろうと思った。大学生のころ、湯山昭合唱曲集というLPを買って聴いたら、すごい曲だと思った。私の、現代詩との出会いみたいなものか。
(小谷野敦)
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「天皇制の言語学的考察--ベルリン自由大学における講義ノートより」亀井孝 『中央公論』1974-08
1968-69年に亀井がベルリン自由大学招聘教授としてドイツ語で講義したものを、寺杣正夫という人物が抄訳したもの。徳川時代の日本の大衆が天皇の存在を知らなかったことなどに触れている。寺杣は田中克彦の変名。