武谷なおみの『カルメンの白いスカーフ シミオナートとの40年』(白水社、2005)の冒頭に、1956年初来日したイタリア・オペラを聴いた谷崎潤一郎が、オペラがあれば歌舞伎は要らないと言い、アイーダの行進曲を口ずさんみ、シミオナートを礼讃していた、と松子夫人から武谷が聞いたこととして書いてある。
- 作者: 武谷なおみ
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/11/15
- メディア: 単行本
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陳さん(といって本人以外に分かる人には分かる)のブログで知った、ジョニー・デップ主演の汚らしい映画『リバティーン』を観た。王政復古期というのはとにかくこういうイメージなのだが、このロチェスター卿についてはグレアム・グリーンの『ロチェスター卿の猿』を読むことにしよう。
そういえば私が大学一年の頃、私のいたサークルでグリーンの『情事の終り』を読むのがはやって、英文学にやたら詳しげだった陳さんに「グレアム・グリーン読んだことあるか」と訊いたら、「全盛期はいつ?」と訊かれたものだっけ。グリーンに全盛期ってのはないと思う。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: DVD
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