「テレビ欄」の仕組み

 今やインターネットでテレビ番組の情報は分かるといっても、新聞の「テレビ欄」のあの簡明さには及ばない。だからもしネット上であの「テレビ欄」が見られるようになったら、新聞社は大打撃を受けるから、絶対それだけはやらないでくれとIT業者と申し合わせをしているに違いないのである。

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私はかつて、『文學界』や『文藝春秋』の編集者と、この表現はどうか、というのでずいぶんやりあったことがある。うち一人は、いま福音館にいて、例の「たばこ爺さん絶版事件」で手紙をくれたが、私は福音館には内容証明を出していて返事がないので、何とも返事できずにいる。
 しかし、編集者が意見を持って、それでやりあうなら、いいのである。今回は、編集者は何も考えずに、ただ、校閲がこう言ってまっせ〜と能天気に言ってきて、私が怒ると、いや無視してくれて構わないですという、その子供の使いみたいな自分の意見のなさにむかっ腹がたつのである。しかも嘘の言い訳をぽんぽん言うし、第一それもすぐばれる嘘だし、どこまでバカなんだ。
 そもそも、半年もあったのに、最後のぎりぎりになって、言葉狩り校閲をそのまま渡すのみか、私にメールで内容を送るなどというバカをなんでやったか。リスクマネジメント能力が低すぎる。なんでかというと、この編集者、私の書いたものを碌に読んでいないからである。

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週刊現代』の「ナナ氏の書評」は、今回、今までで一番説得力なし。こんなの匿名でやる意味なし。「乙女の密告」てな、不出来な小説を褒めているわけだが、「初子さん」を褒めたオヤジ連中が「少女漫画のようだ」と言ったとか、俺かと思ったが俺「初子さん」なんて読んでないし、『アンネの日記』が誤読されてきたってどう誤読されてきたのか分からないし、ナナ氏がこれほど意味不明なのは、前にも一度あった気がする。で、最後に、オヤジ連中を説得したい、「今度、居酒屋で」って俺は酒飲まないからね、居酒屋へは行かねえよと言ってやりたいが、これは豊崎由美か。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000000-jct-bus_all
コーヒーをうちで呑む傾向が高まっているってそりゃ禁煙にするからだろ。分かっているくせにとぼけるなマスコミ。