国会図書館郵送複写

 最近は、論文の複写郵送に頼ることが多くなった。カネはかかるが、国会図書館へ行って探して複写する手間に相当する。
 で届いてから郵便局で支払うのだが、ATMを使うと80円の手数料がかかる。先日ふと、ゆうちょ銀行からの振り込み(手数料なし)にしてみたらちゃんと支払えたのだが、これは番号を伝達する機能がないから、はじめ電話で伝えたが、いちいちそんなことをするのは面倒なので、国会図書館と郵便局で話し合って何とかしてほしいと思った。

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鴻巣友季子関係が騒がしい。クッツェー『恥辱』についてアマゾンにレビューを書いておいたのだが、「カスタマー」になっていたので、ここに転載しておく。
ノーベル賞受賞で、代表作として売れているようである。訳者も近年人気の翻訳家らしい。私が持っているのは5版だが、訳文で気になる点があったので記しておく。53p、「性的嗜好」は「指向」とすべきだろう(これは直っているかもしれない)。234p、「嫌悪で鬱勃としながら」は「鬱勃」の意味からしておかしい。243p「苦悶とも別しがたい烈しい歓喜のなかで」。「別しがたい」とは聞いたことのない言葉だ。校閲部、しっかりして」