浅田真央が好き

 実は今まで隠してきたのだが、浅田真央が好きである。自分でも、こんな二十歳未満の、そんな美形じゃない女のどこがいいのか、と抑圧して、新聞などに写真が出ていると、切り取っておきたいのを抑えてきたのだが、今日はテレビで観た。まるで自分の娘が踊っている(?)ようにどきどきした。
 解説が八木沼純子だったが、私は彼女も好きだった。これは美人だった。当時の八木沼の愛称は「ジュンジュン」だった。その後、初めてつきあった女性を「ジュンジュン」と呼んだこともあるが、起原は八木沼である。だからjun-junなのである。1965は谷崎先生の没年である。いやもちろん、谷崎年譜から始まったからジュンジュンではあるのだがね。

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 文藝誌の匿名時評、相変わらずダメだなあ。「侃侃諤諤」は島田雅彦でもからかっているのか知らんが、面白くないし、「相馬悠々」も微温的だし。『週刊現代』の「ナナ氏」まで微温的になってきた。どうなっているんだ。ところで楊逸を褒めるやつら、「日本語がおかしいと批判されているがそれでもいいのでは」という論調が多いのだが、受賞作は筋も下らないのだよ。そこを無視して、何とか『金魚生活』で褒め上げようとしている。チャイナ・コネクションか。

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http://d.hatena.ne.jp/solar/20090208
仲俣、またつまらないことで感心しているなあ。私は「メロドラマである」の一語を見ただけで何が書いてあるか分かったよ。池田雄一って誰かと思ったら、その昔、「やけくそ哲学」の命名のきっかけを作った人だと、調べて分かり、単著は『カントの哲学』だけであることが分かったが、それが本物の文藝評論家かい。