運転免許証帝国主義

 どうも、何かの申し込みなどをする際に、身分証として写真のついている運転免許証を求められることが多い。私はもう視力の矯正が利かないし、どうせ運転しないから免許はなくしてしまって、持っていないのでいろいろ面倒だ。しかし、運転免許などというのは、あまり人が持たないほうがいいものだ。クルマというのは、排気ガスをまきちらす走る凶器なのだから。そういうものを身分証代わりにして、国民を総ドライヴァー化しようというのは、悪質なクルマ会社の陰謀である。それくらいなら、国か地方自治体が、身分証明書を発行してくれるほうがずっといい。バカ左翼がそういうことに反対しているのだろうが、自動車帝国主義のほうがよほどタチが悪い。
 クルマというのは精神障害があって薬を呑んでいたら運転してはいけないものだし、高齢者の運転だって控えるべきものだ。要するに、健康な壮年の男女こそが真性国民ですよと言っているようなものである。
 永福町の駅南側に大島歯科医院というのがあるのだが、そこの前に、しょっちゅうヴァンが停まっている。それが私の住居前の狭い道から出るところにあるから、視界が悪くて危なくてしょうがない。私は警察にも言ったし、一度は乗っていたやつに、ここに停めないでくれ、と文句を言ったが、相変わらず時々停まっている。自転車取締りなどしている間に、こういう奴を罰してほしいものだ。
 見たくもないのに今朝方の読売と朝日の、厚生労働省大本営発表のペテン禁煙ファシズム記事など見せられてしまったが、明らかにインチキ。低所得、低学歴層における喫煙率の高さという因子を無視して計算しているし、喫煙で肺がんになる確率などそう高くはない。いよいよ、国際的な自動車産業と結託した陰謀だと思えてきた。新聞にとっても大切なスポンサーですからね。だいたい、新聞休刊日が同じであるのなんて、明らかな談合だろうに、なんで公正取引委員会は放っておくのか、聞かせてほしいね。なるほどネオリベラリズムというのは、有力企業に独占禁止法を適用しない思想のことなのか、と次第に納得しつつある。