天皇

『里見とん伝』系図にある山中まさ生年1908年というのは、1898年の間違いです。『日本の有名一族』も同じく。なんで今まで放置されていたんだろう・・・。天皇制批判の常識 (新書y)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2010/02/06メディア: 新書購…

阪大時代同僚だった偉い学者さんが某大学の学長になっていて、構内全面禁煙で抗議をした教授とやりとりがあったそうだが、まあ学長といっても、私大なんか理事会に権限があるし、一族経営の私大で一族から学長が選ばれているのでもない限り、それこそ「雇わ…

マサオ・ミヨシの、柄谷行人による追悼文が載っているというので図書館で昨日の朝日新聞を観てきた。 するとちょうど隣に斎藤美奈子の文藝時評があったのでそれも読んでいたら、最後に池澤夏樹の『カデナ』がとりあげられていて、一見政治的な小説のように見…

その昔、ソ連が崩壊した後、社会主義者たちが「保守派」とされて、「社会主義が保守?」と疑念が呈されたことがある。 http://sankei.jp.msn.com/world/america/091116/amr0911161004002-n1.htm オバマが、アブドラ国王や天皇にお辞儀をした、と「保守系」メ…

『新潮』98年8月号で「批評家・文芸記者26人によるアンケ-ト【いま最も期待する新鋭作家】 (特集 21世紀への新人たち) 」というのがあって、当時石橋駅商店街の書店で立ち読みしたものだが、斎藤美奈子がみどりゆうこを挙げていて、みどりは91年に文学界新人…

アバンタイトルというものがある。あるのは知っていても名称を知らない人が多いようで、私も最近まで知らなかった。 しかし見ての通り、英仏混成の和製西洋語である。しかし検索しても、フランスで使われている様子もない。外国では何と言っているのだろう。…

各新聞、村上春樹擁護派の連中が大活躍で書評しているが、小野正嗣の能天気なまでの礼賛ぶりには驚いた。それなら君ももう少し読まれる小説を書いたらどうかねと言いたくなるが、まあどうでもいい。 「週刊朝日」でいつの間にか連載が始まっていた東浩紀が、…

『中公新書の森』に、かつて榊敦子先生からの盗作疑惑を指摘された風丸良彦が出ていた。三冊あげているが、そのうち一冊は『電車の運転』。しかもこれを、風丸は、読んでいないという。読んでいないが、こういう本を読むと深みにはまるから、などと書いてい…

仙台文学館から『井上ひさしの世界』のパンフレットを送ってきた。石原千秋、大江健三郎、樋口陽一、小森陽一らが寄稿している。見れば見るほどムカムカする。誰も「天皇」の「天」の字にも触れない。 私は『紙屋町さくらホテル』を褒めた(このパンフレット…

連休だから出ないのかと思っていた『週刊朝日』の書評欄で福田眞人の本がとりあげられていて、「ハリセンボンが結核で入院と聞いて驚いた」と書いてあったから、魚が入院したのかと思って驚いた。 先週の『週刊朝日』には、沖藤典子が女学校時代、級友が『テ…

巻頭には常連執筆者らによる寄稿が並んでいるが、平川先生だけほかの人の分量をはるかに超えてけっこう長いものを書いている。先日いただいたお手紙と重なる箇所もあるが、富士山を見て感動するのは神道的精神で、だから天皇は尊いとかいうものである。 しか…

http://uicp.blog123.fc2.com/blog-date-200811.html 宇波彰先生のブログがあるとは知らなんだ。 私は宇波先生とは一度だけ会ったことがあって、その後も著書を送ったことがあるはず。ただ、ここで出てくる「平川祐弘の弟子」はたぶん私ではないと思うのだが…