2021-01-02から1日間の記事一覧

「子供屋」と「旅役者」

近世の男色売春については、花咲一男の『江戸のかげま茶屋』が詳しいが、神田由築の「江戸の子供屋」(佐賀朝・吉田伸之編『シリーズ遊廓社会1』吉川弘文館)によると、歌舞伎が野郎歌舞伎になってから、歌舞伎役者が「子供屋」というのを経営して、役者の…

ノラ・ウォーン

「川端康成詳細年譜」の372pに「イギリスの作家ノラ・ウォーン」というのが出てくるが、これは私は加筆されていることに気づかなかった。Nora Waln である。 Nora Waln - Wikipedia 日本では1940年に『支那流浪記』という翻訳が出ている。