2016-02-04から1日間の記事一覧

司馬にも筆の誤り

司馬遼太郎の初期短編「最後の船鉄砲」を読んでいたら、「顕如上人のような皺ばんだ老人をまもる戦さには情熱はもてなかったが」とあってわが目を疑った。これは別所長治の三木城での戦いに参加した雑賀市兵衛という多分架空の男が主人公だが、当時の本願寺…