2011-02-26から1日間の記事一覧

三島由紀夫の戯曲「喜びの琴」は、1963年に文学座の分裂を引き起こしたものとして知られるが、その戯曲そのものはあまり知られていないし、上演も、64年に浅利慶太演出で日生劇場で初演されたのちは再演されていないようだ。 これは『ちくま日本文学全集 三…

版元から送ってきてくれた『睦月影郎読本』に、別名ならやたかしの「ケンペーくん」が復活している。睦月氏は『もてない男』が出たころに便りをくれた人で、私はそのオナニー日記を天下の奇書として珍重している。 その「ケンペーくん」の最後の長めのものは…