2009-01-08から1日間の記事一覧

ポーランド文学者・工藤幸雄(1925−2008)の『ぼくの翻訳人生』(中公新書)を読んでいたら、不思議でおもしろい一節に出くわした。工藤は1967年、ユーゴスラヴィア(セルビア)のイヴォ・アンドリッチの『呪われた庭』を重訳した。すると1972年の『ノーベル…